<きき湯に関する特許情報>
特許番号4014546号
特許権者 ツムラ ライフサイエンス株式会社
発明の名称 固形浴用剤組成物
【請求項1】
有機酸と炭酸塩を含有する固形浴用剤組成物であって、有機酸としてリンゴ酸とフマル酸との混合物を用い、かつ組成物全体のリンゴ酸の含有量が20〜40質量%、フマル酸の含有量が2〜10質量%、炭酸塩の含有量が20〜60質量%であり、ブリケットであることを特徴とする固形浴用剤組成物。
【請求項2】リンゴ酸とフマル酸の混合割合が、20:1ないし2:1である請求項第1項記載の固形浴用剤組成物。
従来より、有機酸と炭酸塩を配合した固形浴用剤組成物(以下、「固形浴用剤」という)は、炭酸ガスによる温浴効果、発泡による入浴の楽しみを提案できるものとして知られており、各種の製品が作られている。
【発明の効果】本発明の固形浴用剤は、成形性に優れ、しっとりとした使用感を有し、浴場表面状態も良好である。
きき湯の特徴は、ブリケットという独特の形状と、湯に入れたとき踊るように発泡する溶け方です。いずれも当社としては初の試みで、開発時にはいろいろな苦労がありました。入浴剤は、粉末のもの、液状のものなど様々な形がありますが、きき湯はそのどちらでもなく、ある程度の大きさをもった粒になっていますよね。どうもそこの部分に発明のポイントがあるようです。
専門分野とは
特許翻訳でいう化学(バイオ)分野のイメージ
基準1 写真や図がたくさん書いてあること
基準2 一般向けではなく、専門の人が読む本の入門書であること
基準3 実験のやり方が具体的に書いてあるような本