いきなり英語のタイトルでスタートしましたコンニチハ。
私の場合、特許翻訳の勉強は、特許事務所でいきなり「訳せ」と言われたところから始まっておりまして。
OJTで怒られ怒鳴られつつ、かれこれもう19年この世界におります。
そもそも技術者(日本語の明細書を書く人です)として入って、結局翻訳の方がメインの仕事になるとは、当時は考えていませんでしたね。
最初のうちは仕事をこなすだけで精一杯だったのですが、そのうち自分でも学習するようになりました。
そのときに使っていたのが、日本語と英語の特許明細書(いわゆるパテントファミリーというやつですね)。
特許を取りたいと思ったら、取りたい国に書類を提出する必要があります。
もちろん、書類は、その国で指定されている言語で作成する必要があるので、内容が同じで(厳密に言うと少し違う場合もあります)、言語が異なる書類が複数発生することがあります。
そして、その書類は、基本的には公開されておりまして、誰でも無料でダウンロードすることができます。
日本語の特許明細書を読み、英語でどのように訳されているのかを見る。逆に、英語の特許明細書を読み、それが日本語にするとどういう表現になるかを見る。
そうやって、明細書の文章に少しずつ慣れていきました(癖があるので最初は読むだけでも抵抗があります)。
さて。タイトルは、ある英文明細書のタイトルなのですが、何の発明かわかりますでしょうか?
ほら、あれですよアレ!🍺
日英で表現を見比べてみようと思います。